2014年12月29日月曜日

チーム”Indigo Ninjas”の紹介!

 私たちTokyo Technical Samuraiは「日本初」として活動していますが、これは去年まで日本から出ていたチームが無いというだけで、今年出場するのが私たちだけということではありません。そう!この大会に挑戦する猛者は、もう1チームいるのです!

 その名も”Indigo Ninjas”!私たちと違い、様々な高校からメンバーが出ているそうです。どうやらメンバーの1人は過去にFRCへの出場経験があるらしく、経営などに関して私たちより手慣れた雰囲気です。

Email: info@indigoninjas.com

HPにあるメールアドレス「frcjapan@gmail.com」は「FRC日本運営委員会」のようなものではなく、紛らわしいですがIndigo Ninjasさんのものです。

ルール発表の行われるキックオフまで残り1週間を切りました。
お互い頑張っていきたいですね!

2014年12月27日土曜日

Unity Technologies Japanさんを見学しました!

先日12月17日、Tokyo Technical Samuraiのメンバーは今回スポンサーになってくださったUnity Technologies Japanさんのオフィスを訪問させて頂きました。


 ”Unity”と聞いて、恐らくゲームエンジン、またはその開発用ソフトが思いつく人がほとんどでしょう。まさにその通りなのですが、そのオフィスでは何が行われているのか…まではなかなか想像がつきません。私達も、見学をさせていただくまではただ漠然としたイメージしかありませんでした。 しかし実際に中を覗いてみると、驚くべきとてもクリエイティブな空間が広がっていたのです。


Unity Technologies Japanについて


Unity Technologies Japanの成り立ち
 今から3年ほど今ではなじみ深いUnityに最初のフリー版がリリースされた時、現Unity Technologies Japan日本担当部長である大前広樹さんがさきがけて開発をしていたそうです。
  そこへ当時デンマークにあったUnity本社からスタッフが来日した際に大前さんと出会い、そこが現在の日本支社が出来るきっかけとなったそうです。


どんな会社?
 オフィスと見渡すとやはりたくさんのPCが並べられていますが、それぞれの社員さんがしている行動はバラバラです。普段はUnityの使い方に関するセミナーを開催したり、任天堂やソニーなどの実際にUnityを用いたゲーム開発をしている企業へのサポートも行っているそうです。また、Unityを作ったゲームを開発することによってUnityの宣伝も行っているそうです。
 企業としてはなかなかユニークに感じられるこのオフィスでは、割り当てられた仕事さえ処理すれば、あとは自分の好きな、あるいは得意な分野で研究や開発をしていてよいとのこと。本社側が支社にはそれぞれの地元に特化した活動をしてほしいという思想を持っているのが理由だそうです。

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Unity愛あふれるユニフォーム。ちょっと憧れます。
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SDユニティちゃん。フィギュアが12月28日から30日にかけてのコミックマーケットで配布予定とのことです。


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私達を案内してくださった簗瀬さんのように、研究を行っている方もいるのだとか。写真はOculus riftを利用した空を飛び回れる体験型アトラクション「StartoJump」についてのポスターです。


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ユニティちゃんのレースゲームも開発中でした。ギミックが楽しいです。


 普段はUnityの使い方に関するセミナーを開催したり、任天堂やソニーなどの実際にUnityを用いたゲーム開発をしている企業へのサポートも行っているそうです。最近では「Unity Games Japan」として海外のユニークなゲームを日本語翻訳で日本にも提供する試みもあり、iOSやAndroidでもハイクオリティな海外ソフトがどんどん遊べるようになってゆくことでしょう。


 あとがき
 今回Unity Technologies Japan社さんのオフィスを見学させて頂いて、とても自由な環境だととても驚きました。それぞれの社員さんが各々の好きなことに熱意を注いでいてて、とても職場としてクリエイティブな印象を受けました。また、それぞれの社員さんのUnityへの思い入れも感じることが出来ました。このような職場でゲームエンジンUnityはこれからもさらにエキサイティングなものとなっていゆくのでしょう。


見学させていただく上でご協力いただいたUnity社の皆様に、深く感謝申し上げます。


Uty公式サイト http://unity3d.com/

Unity日本語公式サイト http://japan.unity3d.com/

2014年12月23日火曜日

【重要】チームと学校との関係について

私たち"Tokyo Technical Samurai"は、生徒の所属している東京工業大学附属科学技術高等学校による公式な団体ではありません。詳細は下記のページをご参照ください。

http://www.hst.titech.ac.jp/other/oshirase/2014/20141222.html

また、本件に関しての学校への連絡等はお控え下さい。ご意見やご質問等がありましたら、直接"Tokyo Technical Samurai"の方までお問い合わせください。

"Tokyo Technical Samurai"連絡先: tokyotsamurai@gmail.com

誤解を生じてしまいましたことをお詫び申し上げますと共に、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

2014年12月9日火曜日

スイッチサイエンスさんを訪問しました!


 12月4日(木)、私たちはスポンサーになっていただくことになった株式会社スイッチサイエンスさん(東京都新宿区)を訪問し、見学やインタビューをさせていただきました。


株式会社スイッチサイエンスについて


[成り立ち]
 スイッチサイエンスさんは2008年、社長さんが今となっては有名なマイコン”Arduino”を輸入し、国内で販売し始めたことをきっかけに事業を開始しました。開始当初はオフィスといったものは存在せず、社長さんの自宅のクローゼットの中から販売を行うような小規模のものだったそうです。その後、Arduino 販売の国内の正規代理店となってから売れ行きが伸びていくにつれ、マンションの一部屋、廃校舎をリノベーションしたアートスペースの一室、とオフィスが大きくなっていき、現在に至ります。
 ちなみに使っていたアートスペースの建物の別室は、現在「はんだづけカフェ」として営業しているそうです。無料で使えるものづくりフリースペースなので、是非足を運んでみたいですね。
[主な事業]
 主な事業としては、電子部品の輸入、及び販売を行われています。また、近年は自社製品の生産(後ほど紹介します)も行っていて、取り扱う製品やキット、パーツの種類も増やしているそうです。
 また、最近では3Dプリンタの販売も始めたとのことで、メイカ―ボットを始め、様々な企業の製品を幅広く扱っていくという話を伺いました。まだ多く市場に出回っていない、3Dプリンタの部品やフィラメントも扱っていくそうです。今までよりも入手し易くなって、Makerムーブメントもどんどんと活発になってゆきそうですね。


社内見学
 今回は特別に、社内の様子を見学させていただきました。今回は写真で簡単に紹介します。
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パッケージング作業中のパーツ。小さな容器に決まった数ずつ入れて、一つ一つ丁寧に梱包しているそうです。


倉庫にはたくさんのボードが!ArduinoやRaspberry Piなど、たくさんのボードが出荷を待っていました。
製造室では新商品の開発やテスト、生産とチェックまでが一貫されて行われていました。どうやってパーツが基板に乗ってはんだ付けされるのかを全て見学させていただくことができました。貴重な体験です。


インタビュー
Q.仕事の中で大変なことはありますか?
A.輸出入を行っているので、英語が必要不可欠になっています。また、日本は諸外国と違って電波法などの規制が多いため、特に無線系の部品を扱うときには注意が必要です。日本の規格に合わせないといけないのが、大変なところですね。


Q.御社の強みを教えて下さい。
A.豊富な品揃えで、お客様の欲しい商品をお届けできるようにしています。近年では、部品の自社生産も行っており、より多くの部品の取り扱いが可能になっています。また、個人のお客様はもちろん、学校の支払い方法にも対応しているので、学校関係のお客様にも購入していただきやすくなっています。


Q.御社がものつくりに関わる上で大切になさってることは何ですか?
A.私たちは、「想像力を生かせるものつくり」を推進しています。そのため、最初から形が決まっているキットのようなものは、ほとんど販売していません。販売しているキットのようなものも、組み立ての説明書はつけていません。これはただの部品の詰め合わせだ、と言われることもあります(笑)。しかし、人によって完成形が違うので、製作の過程から新たな発見があるかもしれません。私たちはそういった想像力や発見を大切にしたいと考えています。


Q.私たちのチームを協賛して下さった理由を教えて下さい。
A.スイッチサイエンスは、チャレンジ精神を持った団体を応援しています。私たちは新しいものが作り出されるお手伝いをしたいと考えており、様々な大会でスイッチサイエンス賞を設けたりしています。この賞は、実績や知名度で判断するものではなく、将来性を重視したものです。今回も、純粋に挑戦を手伝いたいという思いから協賛することにしました。


Q.スイッチサイエンスさんのこれからの挑戦について教えて下さい。
A.これからスイッチサイエンスは、より積極的に海外へ進出していきたいと考えています。日本で作られた素晴らしい部品を、海外でも使ってもらいたいですね。


Q.ありがとうございました。


 今回の見学では、これらの他に、部品の製造工程や通信販売のシステム等についても教えていただきました。ご協力いただいたスイッチサイエンスの従業員の皆さまに改めて感謝申し上げます。


スイッチサイエンスHP:https://www.switch-science.com/
スイッチサイエンスマガジン:http://mag.switch-science.com/
はんだづけカフェHP:http://handazukecafe.com/


執筆[大塚・大西]

2014年11月26日水曜日

チーム登録のおしらせ

TwitterやFacebookでもお伝えしておりましたが、今回Tokyo Technical Samuraiはチームナンバー5749として、FRC出場チームとしての登録を完了しました。

これからが本番です。どうぞ応援よろしくお願いします!!!

公式サイト:Tokyo Technical Samurai
FRC(First Robotics Competition)公式サイト:Welcome to the FIRST


2014年11月17日月曜日

Tokyo Technical Samurai

 Tokyo Technical Samuraiです。

  高等学校2年有志によって結成されたこのチームは、この度アメリカで開催され、17ヶ国2700ものチームが登録されている国際的なロボット大会FIRST Robotics Competition通称FRCに日本初出場します。今まで日本から出場した前例がない分厳しい戦いが予想されますが、是非応援の程よろしくお願いいたします。
  この競技の主な内容としては毎年新しく発表されるスポーツを模したルールに基づき自分たちがスポンサーから調達した資金でロボットを設計製作し、そのロボットを用いて他のチームと連合を組んで戦い合い得点を競うものです。

  我々の目標といたしましては、もちろん大会に出る上で勝つことを筆頭としております。しかしながら、ただ「勝つ」だけでは何も得るものがありません。勝つための過程で多くのことを学び、その結果にこそ勝利があると確信しています。そのため我々は今回の大会を通じてたくさんのことを学びその技術などをこの世に還元していきます。
  まだ至らない点など多々あると思いますが皆様に胸を張れる活動をしていきますのでこの"Tokyo Technical 侍"をどうぞよろしくお願いします。